エノツリスモ-ワインが生まれた場所に行こう。

エノツリスモとは、ワイン観光という意味のスペイン語です。 ご予約から、オーダーメイドな旅程の計画、当日のご案内まで、すべて日本語で行いますので、安心してワイナリーツアーをお楽しみ頂けます。

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ボデガ・ガリアの収穫

2016/10/25

ビオディナミ農法では、スペイン随一という呼び声の高いジェローム・ボウナウド氏自身のワイナリー「ガリア」の収穫に行って来ました。ジェロームは、かの ピングスの栽培責任者や、キンタ・サルドニアの醸造責任者を20代前半から任せられている実力者。ピーター・シセック氏も、彼あってこそのピングスと絶大な 信頼をおきます。

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まずは房の選別。テンプラニーリョだけでなく、ガルナチャや白ブドウのアルビージョもブレンドされているのがガリアの特徴です。寒かった2013年ビン テージの出来を気に入ったので、種が茶色く固く熟すのを待たず、ブドウの甘さと皮の感じを見て良しとし、心持ち早摘みにしてみたそうです。とはいえ、わた しが食べてみたブドウは甘く、種もしっかり茶色かったです。

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4人がかりで粒ごとの剪定。

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全房を15%、桶の下部に入れます。ときどきドライアイスを入れて、急激な発酵を抑えます。

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プラスティックで蓋をして、過度な酸化を防ぎます。

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昨日仕込んだブドウ。上部だけで発酵が始まっていますが、下部はまだ発酵が始まっておらず、いわばマセレーションの状態。ワイナリーを引っ越して初 めてのワイン作りなので、ワイナリーに酵母がいないため、先週発酵が始まったガリアのロゼワインを少しだけかけて発酵を促します。そうすることで、いつま でも発酵が始まらずにブドウが傷んだり、過剰な酸化をしたりすることが防げます。下部は、ぴっちりブドウで蓋をされている状態なので、酸素がいかないた め、腐敗の心配はありません。

ガリアでは、始めは、手で表面のブドウを裏返すような作業をし、発酵が本格的に始まったら、手で押さえて軽く破砕します。過度な抽出を避けるために、バトナージュは一日一回程度。

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プラスティック桶の他にも、ステンレスタンクでも一部を発酵させます。(写真には写っていませんが)卵形のセメントタンクや、四角いセメントタンク、アンフォラ(ロゼワイン用)など、いろんな醸造施設を使い、複雑味を出します。

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発酵桶の中で、自然に流れ落ちたブドウジュース。甘いだけでなくて、程よい酸味と、茎からの青みと、わずかなタンニンとが歌っているような大きな流れを感じます。艶やか。ジェローム曰く、「それがワインのエネルギー」なんだそうです。

輸入元:スコルニワイン
http://www.sukoruniwine.com/

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